designershome’s blog ~デザイナーズホーム~

専業主婦から不動産・建築の会社を起業したおばさんの話

愛しのオックス様

1週間ほど前になりますが・・・・。

 

深夜・・と言うより明け方にラジオから流れたメロディーに驚きすっかり目が覚めてしまいました。

 

 午後11時5分 ~ NℍK「ラジオ深夜便」で眠りにつき 朝5時の番組終了で目覚める・・・。と言う母からの続きの睡眠儀式で一日が終わり一日が始まります。

 

私が最も苦手なのは 沈黙・・・静寂・・・。

そして浅い眠りの中で 朝方3時から流れる懐かしい歌声を夢の中で聞きながら舟を漕ぎます。

 

そしてその日に流れたのは、何と「オックス」の「ガールフレンド」でした。

夢の中で(なんか・・・懐かしい~)・・・!と目覚めてしまいました。

 

私は昭和40年代のグループサウンズの時代の子供なのです。

そして「オックス」の岡田史郎君が大好きだったのです。

 

何故か本筋を行かないひねくれものの私は 少し遅れて控えめに後ろでリードギターを弾ているシロー君が大好きでした。

初めてデビュー曲の「ガールフレンド」を聞いた中学2年生の私は、♪~ゆ~め~のお城にすんで~い~る♪

恋も知らない中学生の私に初めて恋を教えてくれたオックスのシロー君と実に57年ぶりの再会をしました。(夢の中で)

私は東北の山村で育ちましたから、芸能人なんて週刊「平凡」か「明星」くらいしか知りません。

 

しかし、この山の中の町に市民会館に ある日グループサウンズ「オックス」が来たのです。

多分平日だったと思います。何しろ古い話で定かではありませんが、学校をずる休みしていきました。

この日は「失神」したかどうか覚えていませんが、何しろ「失神」が売りのグループで、「テルミー」を歌いながら 次々と倒れて行くのです。

 

勿論フアンの子たちは絶叫・そして失神です。

世間的にかなり問題になったグループでした。

赤松愛君  野口ひでと君 そしてシロー君など5人グループでした。

 

田舎町の公演を終えてこの日は彼らはこの田舎町に一泊していました。

今思えば過密スケジュールの彼らが東北の田舎町に一泊するなんて本当に珍しい事でした。

私は幼馴染の友達と二人、この旅館を突き止めガードの目を盗みこっそり 忍び込みました。

流れで宿泊部屋のはす向かいの浴室に入り込み 今で言えば犯罪ですね。彼らの部屋をそ~っとのぞきこみました。

すると、広縁で赤松愛君と ひでと君が何やら楽しそうに話し込んで 両手を鴨居かなんかに掛けてぶら下がってくつろいでいました。

 

話はそこまでです。

急に怖くなって 後ろも見ずにダッシュで逃げ帰ってきました。

でもステージ外の素顔の二人はとても可愛い男の子でした。

 

・・・・・・時が過ぎて 私の長女は高校1年生の時代、エックスの大フアンでした。

30年も前ですが、今でも大好きです。

今は「エックスJapan」 と言いますね。

ヤッパリ失神していました。

「クス!」っと笑いながら 親も子も失神グループが大好きでした。

エックスはもう神様の領域に達しましたが、我が家にはこんなパンフレットがまだ残っています。

毎年東京ドームのカウントダウンに出かけて行っていました。