会社経営も20年目に入りました。
コロナ前には何とか忙しくしていましたが、今は中々の苦戦中です。
商いとは 飽きない事だと教えていただき兎に角コツコツ今日を生きる事を旨に商ってきました。
誰かの為に 喜んでいただくために 生かし生かされ・・・そう信じてきました。
しかし、私が見てきたものは弱肉強食のサファリパークの様な現実。
「エ!!・・・そこまでやる?」・・・とお金と良心を引き換えにしたような不動産業者も沢山見てきました。
先日のブログにアップした様な不動産業者は論外で これは刑法・又は民法の不動産業法・貸金業に抵触します。
しかし、ここ迄ではなくても、「最後の血の一滴迄吸い尽くせ」と私にご教示くださった方もいました。
20年前 新参者の私は数々の嫌がらせや妨害をくぐり抜けてきました。
眠れぬ日々を過ごしながら、私はやっぱり経営者には向かない・・・と思いながらなんやかんやと20年。
買い取り契約案件を 同業者に因縁を付けられて白紙解約まで追い込まれた日もありました。
泣き付かれてお貸しした飲み屋のおばちゃんのお金も戻って来ません。
中古の案件も半金を申込金で支払ったのにもう1年も相続が終わらずお金が宙に浮いています。
中途半端に頭を出した杭は打たれるのです。
でも、これはこれで仕方がなかったのです。
あの時は精一杯良心に従って行ってきたのです。
しかし・・・・きれいごとで生きてきた私は不動産業で大成しません。
建築業もしかり。
心が痛むようなお金には手が出せなかったのです。
これでは大物にはなれません。
この世の大抵の事はお金で解決できるのです。
同時出発した介護施設の女性経営者は、逞しく。 ビルを何件も所有し高級外車を乗り回し今では町のリーダーとなりました。
私の所に起こし戴いた20年前はお金は殆どお持ちではありませんでした。
は~。 これが現実なのです。
まあそんなわけで・・・今年は大手町の我が「愛しの君」の墓前に供えてあったこのお酒を早速取り寄せました。
かの君の心の琴線に触れた私はきっとこの生き方を変える事は出来ないでしょう。
敬愛する将門様の地元・坂東のお酒です。