designershome’s blog ~デザイナーズホーム~

専業主婦から不動産・建築の会社を起業したおばさんの話

おまわりさんはなぜ奥さんと言うのか!

今日は不動産業のお休み(水曜日)

昨日の雪が嘘のように晴れ渡りました。

 

昨日、一軒の中古住宅の買い付けが決まり、今日は少しホッとしてのんびりしています。

お休みでも仕事の電話は掛かって来るので、まあ心のお休みはありません。

 

「忙中閑あり」 の真逆。

コロナで暇すぎて ネットフィリックスの韓流映画もほとんど網羅し、残り少ない人生の大切な時間を無駄に浪費しています。

 

実は去年の11月に私の勲章 ゴールド免許が敢え無く途切れることになりました。

珍しく 忙しい時で、県の出先機関の土木事務所に出かけていた時のことです。

前方の丁字路の手前に一時停止の看板があり その横の立て看板の所にお巡りさんの制服が見えました。

「あ~一時停止の取り締まりをやっているな」・・・と認識しながら、私は丁字路の手前で徐行しながら一時停止をしました。

「こんなところで隠れて見ているなんて、正確わりいよな~。」   と思った瞬間

「pi~~~~~~!!!!!」  と笛が鳴り 「あ~。又誰か捕まっている」と振り返った瞬間   私の目に飛び込んできたのは 何と私に向かって指さして笛を吹いている若いお巡りさんでした。

????????。 止まりましたけど・・・・???何か・・・?

みたいな感じで一旦停車しました。

お巡りさん「奥さん! 今停止線越えましたよね!」

私     「いいえ。 止まっていますけど!」

お巡りさん「いいや・・・止まっていませんね」

      「とりあえず 脇の道路まで移動して頂いていいですかね?」

 

訳が分からず きっと冤罪だ! 疑いは晴れるだろうとこの時はタカをくくっていました。

何しろ私は 20歳で免許を取って以来 一度もこの様な事はなくバリバリのゴールド免許でしたから。

お巡りさんは 私の車の窓をのぞきこみながら「奥さん 一時停止していませんよねえ」

私  「私は 佐藤です。 奥さんではありません」

とりあえず軽くジャブを打ち込みます。

しかし彼はまるで コンピューターの様に 人間の言葉には反応しません。

お巡りさん「 停止線を越えていますよ。奥さん」

私「奥さんではありませんから。 車載カメラに写っているはずですから間違いないです。」

何しろ私は 一時停止をしているのです。

しばしの押し問答の末車載カメラを確認することになりました。

お巡りさん「奥さんが モニター動かして下さい。」

私 「モニターの動かし方知りませんのでお巡りさんやってくださいよ!」

お巡りさん「自分の車なのに動かせないんですか!」

どこまでも頭にくる言い回しの抑揚のないロボットめ!

結局、 お巡りさんがモニターを回すことになったのですが、私の車に乗り込むのも「のっていいですか?」 「触れていいですか?」と 何か不測の事態を恐れているような廻りくどい言い方に イライラした私の返答はぞんざいです。

この間に、通る車は私を尻目に一時停止違反・その先の踏切もまったくスルーで面白そうに私をみています。

結局モニターには はっきりとした、停止の事実は写っておらずお空の青さだけが映し出されていました。

車の外に戻ったお巡りさんは勝ち誇ったように、私の免許証チエックと 違反切符をきっています。

私「 お巡りさん 私お金が惜しいんじゃないんですよ!。ゴールド免許!何十年も無事故無違反できたものをどうしてくれるんですよ!」

お巡りさん「 良かったですね! 奥さん。これで又安全運転ができますね」

私「私は さとうです。 奥さんじゃありません!」

 

問答に疲れた私は、最後に大笑いをしてしまいました。

「お巡りさん、 確かこんな漫才ありましたよね~(笑)」

「は~?  そうですか。 まあ奥さんどうぞ気を付けて安全運転でお願いしますね」

 

は~。  ロボットに何を言っても反応しません。

しかし彼らはなぜ、人間を お父さん・おかあさん・奥さん・旦那さん・に色分けするのでしょう。

子供のいない人もいます。 結婚していない人もいます。さすがに おじいさん・おばあさんは無いでしょうが、私の様に自己主張の強い人間はこの一括りがにがてです。

 

ちなみに 私の会社の駐車場はいつも この一時停止の検問をやっています。今まではこれに協力して駐車場をお貸ししていましたが、もう貸しません。

因みに 

去年のこの取り締まりの時 、お巡りさんは駐車場の私の車の陰に隠れていました。

たまたま、外出するときに車の移動で隠れるところがなくなります。

「お巡りさん、車移動しますが、お巡りさん隠れているところなくなりますね。」

どこまでもお節介な私。

お巡りさん「私は 隠れているんではありません。 待機しているんです。」

どっちにしても同じです。

出庫した後には 隠れ場のなくなったお巡りさんが手持無沙汰の様に立ちすくんでいました。

お巡りさんのおかげで 私は一時停止に異常に神経質になりましたので、ありがとうございました。 奥さんより