designershome’s blog ~デザイナーズホーム~

専業主婦から不動産・建築の会社を起業したおばさんの話

売りに出ちゃった?私の家???

何年か前の事ですが・・・。長年の友人から 電話が入りました。

 

「あのね・・・困っていることがあるの・・・。」

???

温厚な彼女がなにやら怒っている様子。

 

彼女の話は、耳を疑うような内容でした。

某新聞に折り込みされた不動産チラシに何と!

依頼した覚えのない自宅の写真が掲載されて売りに出されていたとのこと。

 

通常ではあり得ない不動産広告事故です。

彼女も何が何だかわからずに取りあえず不動産業の私に連絡をしたとのこと。

 

ん~。

この業者は地元で華々しく営業活動をしている業者で、不動産広告も派手なカラーの大判で数々の中古物件を掲載しています。

私は閃きました。

この業者一軒隣の売り物件を間違えて探し当てて写真を撮った模様です。

通常売買を依頼されて販売する場合にはこんな事はあり得ませんが、専任媒介をもっている業者の了解を取って売買を掛ける場合、売主に許可を取っている場合物件説明は間違えることはありませんが、よく調査せず写真撮影を任されている新人の営業マンなどの場合にこんなアクシデントが起こるのかも知れません。

「これって抗議してもいいの?」

彼女は控えめに怒っています。

当然です。

私のアドバイスでこの業者に抗議の電話を入れた模様ですが、恐らく軽くあしらわれた模様です。

なにせ、翌週も同じチラシが入っていましたから。

恐らく成約に至らないから、不動産事故には繋がらないのでしょうが「悪い悪い!」では済ませられない事でしょう。

まあ出したもの勝ち! 反響を取ったもの勝ちのこの手の不動産業者は反省などはありません。

コロナ禍の昨今では不動産市場も一部の地域を除きまだまだ苦戦が予想されます。

わが社での仕入れも難航しています。

後日ご報告出来るようになりましたらご報告いたしますが、住まいの終活も様々な問題を抱えています。

又忙しい毎日が訪れますように!