designershome’s blog ~デザイナーズホーム~

専業主婦から不動産・建築の会社を起業したおばさんの話

他人を推す事の危うさ

(今日の我が町)

 


不動産トラブルの根幹にあったものは、依頼した弁護士でした。

 

過去10年以上前からのお付き合いで、心底 信頼・尊敬していた先生です。

まあ依頼人との相性の問題もあったのでしょうが、今までは何の問題もなく当社のお客様の問題に 無料で相談にのって頂き、いつもキチンと解決してくれました。

 

この信頼で かの80歳越えの依頼者(売り人)を紹介しました。

絶対的に信頼できる先生です!・・・と。

事は前日ブログでお伝えしたように 何もかもうまくいきませんでした。

 

残ったのは この依頼人からの罵詈雑言でした。

私からの預り金を使い果たし、その責任は弁護士の紹介人である私にあると。

 

まあ私もこの先生のやり方に「先生・・・どうしました?」・・・と心の中でつぶやきながらこの1年過ごしてきました。

しかしこの依頼人は 弁護士に対して常に尊敬を欠き、職務意欲を欠くような言動はありました。

相性が悪かったのでしょう。

そして、私は大きな勉強を又一つしました。

「自分以外の人間を推してはならない!」・・・という事です。

 

過去にも推した大工に お客様と直接取引をされて、私の工事中に別契約で300万ものリフォームをやられたことが在ります。

お客さんは、やはり「社長さんの信頼が厚い人だから 信用した。」と。

工事に問題が出なかったから 落ち着きましたが軒先を乗っ取られたことがあります。

 

山間の雪深い山村で育った私は、幼い頃から「他人を疑ってはいけない」と教育されました。

性善説を心から信じて生きてきました。

しかし、残り少ない人生ですがここからは「他人を推す」事は厳に慎み生きていきたいと思っています。

痛い経験でした。